12週以降

12週を経過すると、手術の方法は異なってきます。
胎児が大きくなっているので、吸引器と掻きだし器具だけでは堕胎することができないのです。
そこで利用するのが、人口死産です。
陣痛促進剤を使って、胎児を体外に産み出そうとさせます。
陣痛なので、痛みを伴います。(生理痛くらい)
12週以降の時期は、薬を使っても陣痛が誘発しにくい時なので、生まれてくるまでに時間がかかる場合があります。
人にもよりますが、2~3日かかる人もいるようです。

胎児は成長途中ではありますが、普通の子宮口を通ってくるには育っている時期となります。通常の出産と同じように子宮口を開く処置を行います。
誘発剤を入れて暫くすると陣痛が始まります。
陣痛が来てから出てくるまでは人により差があります。
小さいので比較的短時間で生まれてくることが多いですが、途中で陣痛が消えてしまう人もいます。

痛みの感覚が短くなったらすぐに先生を呼んで分娩室へ移動しましょう。
胎児が出てきたあとは、子宮内に胎盤などが残っていないかチェックを行います。何か残っている場合は、掻き出し器具で子宮内から掻き出します。

女性にとって一番衝撃なのは、胎児の姿です。
12週=4ヶ月以上お腹の中で育っているので、指も分かれているし、口もあります。
人間の形をしているのでショックを受ける女性が多いです。
このショックから精神障害を起こしてしまうこともあるので、パートナーは暫く優しく傍にいてあげてください。